Google Glass

先日Googleのエンジニアと話す機会がありいろいろと興味深い話が聞けましたのでシェアできればと思います。
最近ウェアラブルコンピュータというのがよく話題にあがっています。Appleでは”iWatch”が噂されており、Googleからは”Google Glass”です。Google Glassは早ければ今年、遅くとも来年には発売されるようです。
Google Glassは、スマートフォンとの併用を前提に作られており(iPhoneも使えるようです)、Wi-FiまたはBluetoothを介してデータ取得を行う仕組みで、すべて音声認識機能で操作し、写真撮影、動画撮影、ビデオ通話、メール、ナビゲーション、Google Now、翻訳、そして検索などができます。

下の動画を見てもらえればわかりますが「ok glass」と話すと起動し、「record a video」と話すとビデオ撮影が始まります。同様に写真を撮ったり、検索したり、ハングアウトで誰かと会話したり、翻訳したりしてくれます。Siriをハンズフリーで使えるカメラ付きメガネみたいな感じです。

メガネ型ということでなかなか普及は難しいんじゃないかという意見もありますが?という問に「いまや電車の中ではうつむいて電話やタブレット端末を見てる人のほうが多いくらいになりそれが当たり前になった。10年前の風景とは変わった。そう遠くない将来このちょっとかわったメガネを街の中でかけていても違和感がないようになる。頭をあげさせるのさ(キリ」みたいな回答でした。。。
バッテリーやディスプレイの見づらさ音声検索などなど様々な問題は指摘されていますがそれらは徐々に改善されていくことと思います。

好むと好まざるとにかかわらず医療、スポーツの分野でも活用されていくと思います。既に救急業務におけるICT活用で救急搬送中の傷病者の情報を映像でリアルタイムに送るシステムが試験的にはじまっているようですが、そのような一刻を争う状況でハンズフリーで映像も含めた通話や検索などができることは非常に強力なツールになるはずです。

同様にトレーナーやスポーツ指導者にとっても心強いツールとなりうるかと思います。”ハンズフリー”でできるということが非常に重要です。例えば、トレーナーがスポーツ現場でCPRを行わなければいけないような事態となった時、選手のもとに駆けつけ評価や処置をしながら「119」に電話を繋ぎリアルタイムで映像を送りながら状況説明をし助言を求めることもできます。

もちろんそれらを可能にするにはハード面の整備や法改正であったり仕組みづくりが必要になりますが、いろいろな可能性は広がるという話です。もちろん手が不自由な方のQOLを高める手助けにもなるでしょう。テクノロジーだけを切り離せるのであれば、警察官が犯人を取り押さえながらでも通話して犯歴照会したり映像を記録し裁判等に役立てることも”技術的”には可能です。

「検索の最大化」がGoogleのビジネスモデルのキーなので、個人情報も含めた検索ワードを吸い上げられる仕組みをどうクリアするのかという課題はありますが、良い悪いは抜きにしてこういったテクノロジーが様々な問題を改善するイノベーションの種になることは間違いないです。


2013-03-15 | Posted in ICTComments Closed 

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